「嗤う分身」みた

ドッペルゲンガーの話っぽいんだけど、なんか元からいた人が不幸ばかり背負って、おいしいところはドッペルに持って行かれてかわいそうだった。


この映画の好きな部分は、何してる会社なのかまったくわからないところ。

時代もいつだろう。すごくアナログなのに近未来。

矛盾がいくつもいくつも散りばめられていておもしろかった。

他には、なぜか流れはじめる「ブルーシャトー」。

BGMに歌謡曲をチョイスしていたのには笑ってしまった。


「君が好きそうな映画だよ」

と勧められたから見たのだけど。

うん好きだし、むしろわたしはこういう人間になりたい。


現実に存在しているけど存在してなさそうな。

矛盾ばかりだけど表裏がないような。


「特別な存在(ユニーク)でありたい」というラストの叫び。

人に認識されていないのって、生きていないことと同じだもんなあ。

やたらめったらに特別視されなくてもちろん良いんだけどね。


🐈

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