日本初! 渋谷の屋上でお風呂に浸かり映画を観るバスタブシネマがチルい!

夏は野外映画イベントがたくさんありますが、お湯あみしつつ映画を観るイベントは日本初! この夏いちばんイケてるイベント「バスタブシネマ」に潜入してきました〜。


バスタブシネマってなに

野外映画っていろいろあって、例えば車の中から観るドライブインシアターとか、キャンプしながらの野外映画フェスとか。

この、“バスタブに浸かりながら映画を観る”っていうスタイルの発祥はロンドン。そこからニューヨークや地中海のイビサ島などのおしゃれシティへと広がり、今年、満を持して初日本上陸! 温泉文化の日本になぜ今までなかったのかと言いたいくらい、ジャパニーズトラディションな野外映画イベントなのです。

これがポータブルバスタブのひとつ。

しっかりと空気が入っていて、男性がふちに腰掛けてもびくともしません。壁もやわらかくて、背中を楽に預けられます。

お湯の温度は野外ということと、熱いお湯に慣れている日本人に合わせて40度程度に設定されていました。野外なので熱いと感じることなくリラックスできる、絶妙なお湯加減なのです。

しかもこのバスタブが超有能で、ジャグジーモードにもなる! ラグジュアリーな時間を過ごす準備はばっちりだぞ!

1バスタブは4人まで入れて18,000円。ひとり4,500円で映画&風呂&チルできるという感じ。


感動体験できたバスタブシネマ!

ふんわり「チル」って書いてるけどなんだよって感じなのできちんと説明しておきますね〜。


まず今回のバスタブシネマ、3daysしかなかったこともあって、チケットは発売開始およそ30分で売り切れてしまったそうです。1日約50名、しかも日本初なのでかなり注目度の高いイベントでした。

会場マップはこんな感じ。バスタブは12個稼働しています。

着いたら更衣室で水着に着替えて自分たちのバスタブへ。

ひとつひとつのバスタブの横にはミニテーブルがついています。

飲み物とポップコーンを販売しているカウンターがあるので、ここでお酒を映画前に購入してバスタブへ持ち込みましょう。

会場の方に人気ドリンクを聞いたら、モエシャンドンのボトルとのこと。

あーたしかにみんなで飲めるし、何度も買い物に行かなくて済むし、ラグジュアリー感があるしで納得。

また、ひとつ下のフロアに食べ物が売っているので、そこで買ってもよしっていう柔軟さもうれしい。ビールのタワー買ってるメンズもいました。

シネマっぽい背景のフォトスポットもありました! フォトプロップスは種類があって楽しげ。

映画前にバスタブ対抗クイズ大会をしていて、優勝バスにはモエシャンドンボトル1本をプレゼントっていう太っ腹企画も盛り上がっていました(混ざりたかった)。

それから映画前にDJしてくれているな〜って思っていたら、映画が終わったあともDJプレイで「アフターパーティ」がスタート。

映画のあとってゆっくり飲みながら感想とか話したくなるものだけれど、お店に行かなくても、その場で音楽を楽しみながら余韻に浸れるのって、なんて贅沢で不精の極み!!


それで私がいちばん好きだなって思ったポイントはロケーション。

場所はJR渋谷駅すぐ「MAGNET by SHIBUYA109」の屋上。

……っていうのもそうなんだけど、それだけじゃなくて真正面に煌々と大きな月が輝いていて。

自然の明かりと街の明かり、そして映画の明かりが渋谷のわりと高めの地点で交わっているのが幻想的でした。


非日常空間をよりロマンチックに仕上げてくれたグッジョブムーンに出合えた今回のイベント、なかなかない経験をさせてくれたのではないかな〜。

こういう感動を大切な人と共有できるのって、人生においてもすごく高貴で意味があることだと思うんだよね……。

来年も開催を期待したいと思いますので、なにとぞ〜。



tom

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