東京に住んで10年ほどなのですが、熱海に行ったことがないわたしでした。
だって、そういうのってカップルで行くところだし。
でもこのたび機会があって、初めて熱海に行くことになったのです!
なので友熱海の話を聞いてください。友チョコみたいな言い方になったけど。友熱海。
当日、11時集合で品川から新幹線に乗るお
急に前の週に「来週、ワカサギ釣りにいこ」って日程が決まったけど、
平日で人が集まらず。友人とふたりで「じゃあ気軽に温泉行こう。熱海ね」って全然違う話になって行ってきました。本当に棚からぼた餅が落ちてきたかのような雑な決まり方。
友熱海だったし雨降ってたのでカメラ持ってなかったから、文章だけでよろしくね。
新幹線で40分。お値段すえおき3670円。
もっと安いのだったら、片道1時間半かかるけど1944円で行けます。
駅に着いたら、平日なのに結構人がいた〜!
イメージ通り、おじいちゃんおばあちゃんが多いのだけど、
若い女の子たちもちらほら。
え、温泉入りに来たの? 若いのに? と不思議だったんだけど、
これについては後でわかるのでまたその時に。
到着はちょうどお昼ごろ。
新幹線ではビールを飲むものと決まっているからビールでお腹空いてなかったので、食べ歩きすることに。
いつも考えなしにお腹を満たしていて申し訳なく思います、直さなくてごめんなさい。
一緒に付き合ってくれる友人には頭が上がらないです。
で、商店街に入るとすぐにお饅頭が♡
季節限定の梅味。塩味効いてて美味しかった。
旅先でのこういうつまみ食いって楽しい〜。
その後、おかきにマヨネーズかけたすごいやつも食べて、「すごいやつだな…」って思いながら歩いていたら、かわいいお店を見つけました。
珍しいサイコロ型のシュークリーム屋さん! オープンが2019年2月12日のNEW SHOPでした。
形かわいいけどめっちゃ食べづらいな!って、口のまわり粉だらけにして爆笑。
隣に行列のできるご飯屋さんがあったので、
「いい立地にお店オープンしたね」って友達が冷静に言ってました。うける。
商店街を抜けて、映えスポット「熱海プリン2nd」へ
インスタで「#熱海」で調べたらここしか出てこないのな!ってくらいたくさん出てくるプリン屋さんが気になったので足を運びました。
それが熱海プリン2nd。
ここに行くまでに、まったく1st(1店舗目)の話は出ず。
なんの疑問もなく入ったのは、大人になったから細かいことを考えなくなったためかなと思いました。
でも確かに超かわいい〜!
桶で出てくるのかわいすぎ。あと、席がタイルで銭湯ちっく。
プリンのカラメル入ってるの容器がブタみたいな形でso cuto…。
熱海ってご年配を慰安する町かと思ってたけど、若い人が多いわけちょっと分かった気がする。
いや、わたしもまあまあご年配だし慰安されたけど。
虹色のソーダ、まじファビュラス。熱海ランデブーって名前らしい。
隣で友達がボソッと「甘いものしか食べてないね」と言いました。
完全撮影禁止! 怒られないかドキドキしっぱなしの和田たばこ店へ
駄菓子とレトロなメダルゲームが置いてあるらしい、和田たばこ店にも歩いて行きました。
結構距離があるけど、歩けなくはないかなって感じ。
ここのお父さん、ちょっとだけ不器用な人みたいで、
どのサイト見ても「怒られた」「こわい」って書いてたからドキドキしながら行きました。
到着したら私たちの傘を見て
「傘は店の外に置いて!」
と言ったけど、そこからは特になにか言われるわけでもなかったです。
その代わり、張り紙が多くて
「ゲームのレバーの空打ち禁止!」
「買わないなら(駄菓子)触らないで!」
とかはあったけど、まあそれは常識だしな……。と思いました。
と、駄菓子を見たらめちゃくちゃ懐かしいお菓子が!
「え〜〜!これよく食べてた〜〜、まだあるんだ!」
って触りまくってからハタと気付いてお父さんの顔見たけど、
お父さん、大丈夫、怒ってなかった。
いくつか10円ゲームを遊んで帰ろうとしたところで、お父さんが
「時間があるなら隣も見ていくか?」
と、ボソッと言ってくれて。どうやらお母さんが帰ってきたみたい。
特に予定もないし
「はい」
と答えると、お母さんが出てきて隣の黒い建物の鍵を開けてくれました。
中を見ると、奥に大きなジュークボックス。
そして、駄菓子店の中にあるゲームよりも大きめのレトロゲームが
壁際にずらりと向き合うように並んでいました。
「ここも撮影禁止だけど、ごめんね」
お父さんとは違って、お母さんはフレンドリーな感じ。
「ジュークボックスがおすすめよ」
しかも商売上手。
かけさせてもらったら、古いのに音質が良くてびっくりしました。
マリオゲームやセーラームーンゲーム、ピエロのよくわかんないゲームなどで遊んだけど、
昭和のにおいで充満したそこは、本当にどこか異世界のようで。
帰りに友達が「ジュークボックスのラインナップ、クイーンばっかりだった」と言ってて、
実はトレンドを押さえていたことにもまた衝撃でした。
実は初めて入る、「秘宝館」というもの
和田たばこ店から少し歩く距離に、「熱海秘宝館」があるみたいだったから行くことに。
秘宝館、行ったことあります? なんか全国にあるやつ。
変なものを置いているっていう認識はあったけど。
超最低でした!!!!!!!!!!!!!!!笑
「これカップルで来たらまじで泣くところだった!」
とぶちギレてたら
「いや、逆にカップルのほうがおもしろくない?」
と言われたけど、そうなの?最近のカップルは!!!
という感じなので、行きたい人は行ってください。
今って、ネットとかで簡単にエロは手に入るけど、
昔の人ってそうでもなかったんだよね、きっと。
わたし、エロのパワーをあなどってた。
秘宝館のためだけに作られた超絶距離の短いロープウェイは個人的に好きだったし。
「熱海に突然のマカオ!」
「マカオ! うけるなんでマカオ!!」
アカオでした。っていうのも面白かったし。
見下ろす景色も良かったんだけど、秘宝館だけは許すまじ。もう行かないよ!笑
タクシーに乗って、隈研吾建築見に行くことに
秘宝館を出たところに熱海城とか、トリックアート館とかもあったんだけど、
近辺に隈研吾建築があるのを知って、そっち行くことに。
歩いていくのは大変だから、お城前でタクシーを拾いました。
タクシーのおじさんと雑談をしていたら、おもむろに名刺を渡してきたんだけど。
タクシーの運転手さんが「実はこういうこともしていて」とくれた名刺に衝撃的な言葉が。
— とむです💁 (@tokyo_neet) March 4, 2019
運さん「これカップルに人気なんですよ。写真に7割方、アレを写り込ませます!あ、この先いい名所がありますよ。見て行きます?」
自慢気に話す運転手さんを遮る私「はよ目的地お願いします」#tom旅 #tom旅熱海 pic.twitter.com/YRQr2XnYSG
え、なにそれ超怖いんだけど!
7割方見せられるってなに? おじさん呪われてるんじゃない?
全然おばけは興味なかったからスルーしてもらったんだけど、好きな人がいるんだなあ。
カップルで熱海になにしに来てるん。
呪われてテンションが上がっているタクシーのおじさんをなだめつつ、向かったのは「アカオハーブ&ローズガーデン」。
てっぺんにあるガラス張りのカフェが来たかったところ!
この日はワカサギ釣りに行けないほど天気が悪かったから、またお天気の日に再来したい…。
海をのぞむカフェテリア、素敵。
後ろで「大変、ここのお菓子甘いものしかない……」と言う友達、なんかかわいそうになってきました。
で、甘くないものをとわたしはコーヒー、友達はスープにしました。
平和的解決。
そしてやっと当初の目的、温泉へ
そのあと、お刺身食べて温泉行って帰りました。
ものすっごいサラッとまとめたけど、熱海ね、また行きたい!
タイトルに「失望した」って書いたけど、熱海って、年配向けの場所だと思っていたの。
それも仕事リタイアしたくらいの方向けの!
だから、こんなにきれいだったりおしゃれな場所があったのが目からウロコで。
レトロなゲーム屋さんだって、ご年配には懐かしく、若い人には新鮮で年代を超えて楽しめるし、新古の施設や試みが共存している感じが、すごく面白かったです。
ずっと「熱海ってこんなところかな」って想像していたものが粉々になったのは、裏切られた感があったけれど、それってわたしが熱海に一方的に恋してるだけだったのよね。
やっぱり実際に立ち入ってみないと、わからないところだらけでした。
とかく、必ずカップルで行かなきゃいけないところじゃなかったから(笑)、
またいつか、友達と、今度は大勢で遊びに行きたいなって思いました。
安いし近いし!
次は甘いもの以外が食べられる場所も調べておこうね。
おわりっ。
toms🐖
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