テリー・ギリアム氏の「未来世紀ブラジル」。観ていて、はてなまーくが頭の中でめっちゃ飛んでた。そういえば、少し前に観た「嗤う分身」と、世界観がちょっと似ている気がしたなー。
BGMが「ブラジル」っていう謎の選曲だったところも、そう感じた要因のひとつなのかもしれない。こちらも日本っぽい部分がある。謎の鎧武者や能面をかぶった人が、妄想の中に出てくるのだよ。
🐈
ちょっと未来のお話なんだけど、すごくレトロ。1985年公開の映画だから? それともわざとなのかな。
また、テロリストが政府のひとり相撲なのでは。という部分が皮肉っぽくてよかった。
テロリスト?役のロバートデニーロ、ちょっとしか出てこないけどかっこいい。
不思議な世界観で、ちょくちょく「ブラジル」が流れる。
そして最後のほうは、夢と現実の世界が溶け合っていく……。
テリー・ギリアム氏は、妄想の話が得意なのかな。
なんだろう……。なんかすごかった。としか言えない。
あ、救われない話なんだけど、幸せなシーンがあってよかった。
わたしはこういうの同意なタイプなんだ。
外から見てかわいそうかもしれないけど、自分が幸せだったらそれでいいなって。
だってもうこの主人公には、なすすべがない。
tom
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