美観地区を裏側から探索してみる
駅から歩き、倉敷商店街を抜けると見えてきたのがこれ。
今は中国銀行になっているけれど、旧倉敷銀行だったそうです。大原孫三郎建築のこの建物、現在は国の有形文化財にもなっています。
夏の日光に照らされしステンドグラス(陰でした)。
母いわく実家近所の中国銀行も昔はこういった変わった造りだったけど、今はどこに行っても見なくなったとのこと。老朽化で建て直されたのかな。
さて、この先から美観地区らしい建物が並ぶのですが、ここの通りがいちばんシュッとしていてわたしの好みでしたので、詳しめにいきます!
まずは有鄰庵。
何だろうと思って写真を撮っておいてあとで調べてみたら、ゲストハウス&カフェでした。
江戸時代後期の築100年の古民家をほぼそのまま生かしてリノベしているそうです。
有鄰庵のお隣、美観堂は看板がかわいいなあって思って撮ったんだけど、岡山のライフスタイルショップだそうです。しかも有鄰庵が立ち上げたとか。
夏はかき氷やパフェメニューが美味しそうな #町家喫茶三宅商店 の前に、置き氷が。冷たくて気持ちよかった。こういうの嬉しい。#美観地区は元気だったよ #三宅商店 #倉敷 #美観地区 pic.twitter.com/ixFG3R5ARJ
— とむです💁 (@tokyo_neet) July 31, 2018
ここ! 三宅商店、カフェがすごくかわいかった。だいたい土禁で、床とか畳に置かれたちゃぶ台でごはんするシステム。「暮らしき」っていう倉敷の雑誌の発行にも関わっているらしい。
いいね〜元気だね。頑張ってる街が大好き。
上の動画で「築300年」って声が聞こえてきたけど、一体どこのお屋敷のことなのか聞いてなかった。あるのはあるそうなんだけど……まあいっか。
正面入り口では、おなじみの川がおめみえ
寄り道しつつしばし歩くと、正面入り口側に出てきました。
川もおだやか。
この正面側から見て左手にあるお店に人が集まっていたので寄ってみました。
倉敷デニムストリートは、その名の通りデニムショップが並んでいます。小物から洋服まで取り扱うアイテムの種類はさまざま。
店内のベンチがデニムなの、超かわいかった。デニムストリートの脇道を覗くと、ひときわ賑わうお店が。
完全に「デニム推しが飛躍しすぎたよね」としか言いようのない、食べ歩きグルメ……。
しかしなぜか人気で、30分ほど見ていたのですがコンスタントにお客さんが買って行くのです。1mmも食欲をそそらないんですけど……。
そそらないんですけど、気づいたら買っていました。
デニムバーガーが売り切れのようだったので、デニムまんに! 鮮やかなブルーは写真と遜色なしでした。
完全に悪ふざけじゃん!
最悪の事態にそなえようと思って念のために割ってみましたが、中身は青くなかったです。味は普通の肉まんなので、目をつぶって食べるのが正解!
デニムスカッシュは見た目も爽やかで夏っぽくて、悪いところが全然なかったです。桃のシャーベットボウルはひと口でどうぞ〜。
そうそう、駅前にも美観地区の中にもあったんですけど。
レンタルした着物と浴衣で街歩きも楽しめますよ〜。
着付けがついてこのお値段。そして素敵なのが「デニムプラン」なんです。
デニムの着物が着られるそうです。粋だな〜! 普通の着物はちょっと恥ずかしいなって人も、カジュアルなデニムなら着られるかもしれないですよね、わたしは着たい! 男性用のデニム着物もありましたよ。
予約優先で、6月中旬〜9月中旬は浴衣、それ以外は着物。デニム浴衣は年中着られるそうです。
美観地区をお散歩していると、こんなアイドルに出会えることも。白鳥が2羽いるんですけど、つがいなんですって。この日は暑かったので、橋の下で涼んでいた様子でした。注意して探してみてください〜。
そんなところでとうとう東京に戻る時間に! 余裕があったら大原美術館にも行ってみたかった〜〜!
岡山は遠くて行く機会がない人も多いかもしれないですが、少しでも誰かの心の片隅に残って、いつか行ってみたいって思い出してくれたらいいな。
そんな呪……願いを込めて。
また遊びに行くね。
tom🐖
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